定年後の再雇用で働く”本音”

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60代の働き方と理想の週休3日制

定年後も働くという選択

60歳で定年を迎えてからというもの、「さあ自由だ!」と胸を張って言えるかと思いきや、多くの同世代が再び働き続けているのが現実です。私もその一人。
40年近く勤めた職場を一区切りとしつつ、今は関連会社で再雇用として週5日働いています。理由は
「住宅ローンがある」、「しっかりとした老後の貯蓄ができなかった」

再雇用という制度は、ありがたいようで、どこか切ない。給料は大幅に下がり、職責は軽くなっても、責任感は消えないまま。「もう一度自由な時間を満喫したい」と思っても、簡単には辞められないのが60代・年金受給前の本音です。


60代の心と体には、週5日労働はきつい

若い頃とは違う「疲れ方」

再雇用で働くようになってから、自分の“疲れ方”に変化を感じます。
昔は多少の残業や休日出勤でもなんとか体力で乗り切れていましたが、今は違います。朝起きるのがつらく、週の後半には「あと何日…」と数える自分がいます。

現役時代中、私は病気ひとつなく健康診断及び人間ドックでも健康体そのものだと診断されてきました。

趣味のロードバイクで、自宅から日光いろは坂を登り、中禅寺湖まで80Km。折り返し、自宅まで160Km走行や、寅さんの葛飾帝釈天まで出かけたりと常に身体を動かし健康維持に努めてきました。
しかし現在、激務な仕事のため、休日には家でダラダラと過ごす日々が続いています。

その影響で、今現在では腰痛に高血圧、前立腺肥大に変頭痛など、身体に異変を感じるようになってきました。

60歳を過ぎてなお、週5日労働は想像以上に堪えます。
それでも「まだ働けるうちは働くべきだ」と自分に言い聞かせ、日々をこなしています。
けれど内心では、「本当は週3日くらいがちょうどいい」と思っているのです。


理想は“週休3日制”という働き方

働きすぎず、社会とつながる

週3日勤務。これは60代の働き方として、理想に近いと感じています。
完全にリタイアしてしまうと、社会との接点が一気に減ってしまい、生活に張り合いがなくなってしまうことも。かといって、フルタイム勤務では体がついていかない。週3日なら、体力的にも精神的にも負担が少なく、ちょうどいい“つながり”を保てます。趣味も充実できるでしょう。

再雇用の会社にも相談しましたが、人員不足の為、現行のままでお願いします…とのこと。
今後、週3日勤務がもっと当たり前になってくれたら・・・そんな期待も込めて、今は粛々と働いています。


定年後の働き方を見直すタイミング

定年退職後の働き方は、一人ひとり違っていていい時代です。
「生活のために働く」も、「社会とつながるために働く」も、どちらも立派な選択。

けれど、60代という年齢を迎えたからこそ、自分の身体と心に正直に、“無理のない働き方”を選ぶことが大切だと感じます。


人生後半、働きながら楽しむ時間をつくる

仕事だけに追われる日々から、少しずつ「自分の時間」を取り戻す努力をしています。
例えば、週末は大好きなガジェットをいじったり、ドローンで空撮を楽しんだり、晩酌をしながら動画編集に没頭する時間。それから、ロードバイク・ポタリングを再開し健康管理に努めようと思います。
それが今の自分にとって、何よりのリフレッシュタイムになるかもしれません。


まとめ 〜“稼ぐ”と“暮らす”のバランス〜

再雇用で働くことは、決して後ろ向きなことではありません。
でも、60代の今だからこそ、「どう働くか」と同時に「どう暮らすか」も真剣に考えたいもの。

収入だけでなく、心のゆとりと人生の楽しみを大事にしたい。
だから私は、理想の“週休3日制”を目指して、今日も無理せず、自分らしく働いています。

同じような環境及び、考え方に共感していただける方からのメッセージをお待ちしています!

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